山鹿市民医療センターからのお知らせ
2020年8月2日
7月31日(金)及び8月1日(土)に、当センターの入院患者様2名が新型コロナウイルス感染症に感染している事が判明いたしました。
お一人は、7月27日(月)に治療目的で入院され、予定通り治療が行われました。その後、7月28日(火)に保健所より、介護老人保健施設で発生したクラスターに関する濃厚接触者である旨の連絡が有ったため、PCR検査を行いました。翌7月29日(水)に保健所より陰性の報告を受けた後、7月30日(木)に発熱や咳といった症状が出たため、再度PCR検査を行った結果、7月31日(金)に陽性が判明いたしました。
また、これに伴い同室に入院されていた患者様及び病棟看護師へのPCR検査を行った結果、8月1日(土)に同室者である患者様1名の感染が判明いたしました。
山鹿市民医療センターとして、引き続き保健所との協議に基づき、病棟への出入りの禁止、同室患者様の個室への移動、入館者全員のマスクの着用と手指消毒等、感染拡大防止に取り組み、併せて、陽性化する可能性も含め院内での感染拡大が起こらないよう、努めてまいります。
また、現在病棟医療従事者のPCR検査を行っており、短期的対応として新規入院の停止、予約入院の延期、緊急を除く手術・検査の延期等の対応をとらせていただきます。ただし、結果が出るまでの期間につきまして、外来は通常診療を継続いたします。また、救急外来は極めて緊急性の高い患者様と保健所経由の新型コロナ感染症関連の場合のみの対応となります。
スタッフの検査結果が判明次第、再度お知らせのうえ、新たな診療体制をとらせていただきます。
山鹿市病院事業管理者
豊永 政和