平素より、当センターの運営に格別のご高配とご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
現在、私たち公立病院を取り巻く環境は、これまでにない厳しい状況に直面しております。少子高齢化の進行による医療ニーズの変化や人口減少に加え、全国的な医療従事者の不足、さらには昨今の物価・エネルギー価格の高騰など、病院経営を圧迫する要因は多岐にわたります。当センターにおきましても、こうした荒波の中で、いかにして質の高い医療を安定的かつ継続的に提供していくかが、最大の課題となっております。
このような経営難ともいえる状況を乗り越えるため、事務部が中心となり、経営改善に全力で取り組んでまいります。医療DX・AX(デジタル・AI・トランスフォーメーション)の推進による業務効率化をはじめ、地域医療機関との更なる連携強化、健全な財務体質の構築等とともに、地域住民の皆さまに選ばれる病院となるためのサービスの向上に努め、持続可能な病院運営に向けた施策を推し進めてまいります。
事務部の役割は、医師や看護師をはじめとする医療スタッフが、その専門性をいかんなく発揮できる環境を整える「縁の下の力持ち」であると同時に、病院という組織全体を俯瞰し、羅針盤となって経営の舵取りをサポートすることにあります。「地域住民の生命と健康への貢献」私たち事務部職員一同は、この基本理念を常に胸に刻み、変化を恐れず、持続可能な病院運営に向けて全力を尽くしてまいります。
今後とも、皆さまの温かいご支援とご理解を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
令和8年4月1日
山鹿市民医療センター
事務部長 入江 智紀