入院支援室は、患者満足度の向上と入院に関する病棟看護師の負担軽減を目的として開設され、現在2名の担当看護師で対応しています。
　入院前から看護師をはじめとする他職種のスタッフが、患者さんに合った入院治療や看護が提供出来るよう、患者さんの基本情報を伺い、各種入院評価や服薬中の薬剤および入院前のＡＤＬや食事状況等の確認を行っています。

1. 入院時オリエンエーション：患者さんやご家族が入院生活の理解を深め、不安なく入院の準備が行えるよう支援する、クリニカルパスによる入院中の経過の説明
2. 患者状況の把握：身体的・社会的・精神的背景を含めた患者情報の把握、アレルギーの有無、入院前に使用していた介護サービス・福祉サービスの把握
3. 褥瘡の有無、栄養状態の評価
4. 退院困難な要因の有無の評価
5. 現在使用中のお薬・中止薬の確認
6. 他職種との連携：聴取した情報から、薬剤師、管理栄養士、医療ソーシャルワーカー、理学療法士、臨床工学士などへ必要に応じて支援依頼

1. 入院時の書類の確認、入院当日の体調確認
2. 内服薬とお薬手帳を預かり、薬剤師との面談
3. くまもとメディカルネットワークの説明
4. 病棟看護師へ申し送り（情報共有）

　患者さんが入院決定から退院後までの療養生活を安心して送れるよう支援することが必要です。今後も他部門とも協力しながら患者さん・ご家族への支援を行っていきたいと思います。