当センターでの臨床工学技士の業務
臨床工学技士とは、医師の指示のもと、生命維持管理装置などの医療機器を保守点検・操作することを業務と しています。当センターでの臨床工学技士の業務は、輸液ポンプ、 シリンジポンプ、低圧持続吸引器などの医療機器をME室で貸出、返却、点検を中央化管理しています。
生命維持管理装置といわれている、人工呼吸器や血液浄化装置の使用前後、および使用中の点検。 準備、セッティング、装置の操作や装着など他職種と連携し臨床業務を行っています。
その他にも、肝臓動脈化学塞栓術や手術室での医療機器の操作、点検、介助業務もおこなっています。
臨床工学技士としてのがん医療との関わり
CARTとは
CARTとは、「Cell free and Concentrated Ascites Reinfsion Therapy」の略称であり、腹水症(胸水症を含む)患者の腹水(または胸水)を採取し、それを濾過、濃縮して、患者に再静注する治療法です。
治療工程
- 腹水採取
- 腹水濾過濃縮処理(除菌・蛋白濃度の調整)
- 再静注
(除菌・蛋白濃度の調整)
腹水の採取時は、主治医、担当看護師と連携し、貯留バックへの接続、患者および腹水の観察を行い、PlasautoLC、ACH-Σなどの血液浄化装置を使用し器材の準備、セッティング、濾過濃縮処理を行っています。
(濾過濃縮後の腹水)
ラジオ波焼灼療法
ラジオ波焼灼療法とは、約1.5mmの電極(針)からAMラジオ同じ周波数を発生させ、腫瘍内のイオンが振動運動することで摩擦熱(ジュール熱)が生じます。その結果、電極(針)周囲の組織が凝固し腫瘍の細胞が壊死します。
マイクロ波凝固療法
マイクロ波凝固療法とは、アンテナ(電極針) を腫瘍に挿入し、2450MH前後の高周波を使い 熱で腫瘍を壊死させます。