診療科・部門案内

診療科紹介 - 消化器内科

外来担当医表

診療科名
消化器内科 中垣 貴志 竹野 洋司 本原 利彦 竹野 洋司
中垣 貴志
本原 利彦

診療科のご紹介

当科は食道や胃、小腸、大腸といった消化管や、肝臓、膵臓、胆管や胆嚢といった幅広い臓器を専門としています。日本人が罹患しやすい癌の上位5位中に4つの癌は当科で診療する癌であり(図1)、癌診療において消化器内科は非常に重要な役割を担っております。消化器がんは、早期に発見すれば治癒可能なものが多いため、早期発見を目指して、質の高い消化管内視鏡検査や各種画像検査を積極的に行っております。また2015年度より常勤医が3名に増員されましたので、検査日や外来日も増え、より多くの患者様へ迅速に対応できるようになりました。

気になる症状などございましたら、外来までお気軽にご相談ください。

また高度医療先進施設とも連携しており、必要に応じてそれらの施設へ診療の依頼も行っております。

図1

●2013年の死亡数が多い部位は順に

1位 2位 3位 4位 5位
男性 大腸 肝臓 膵臓 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸4位、直腸8位
女性 大腸 膵臓 乳房 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸3位、直腸9位
男女計 大腸 膵臓 肝臓 大腸を結腸と直腸に分けた場合、結腸3位、直腸7位

元データ: 人口動態統計によるがん死亡データ(エクセルのnumberシートを参照)

主な対象疾患・検査・治療法

主な対象疾患

食道、胃、小腸、大腸、肝臓、膵臓、、胆管や胆嚢の各種良性疾患や悪性腫瘍等、幅広い診療を行っています。

検査

上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)
下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)
超音波内視鏡検査(主に胆膵疾患を対象とした検査、図2)

図2
超音波内視鏡を使用することで、下図の様に10mm以下の膵がんを発見できることもあります。

内視鏡治療

内視鏡的粘膜切除術(胃や大腸のポリープを対象とした治療)
内視鏡的粘膜下層剥離術(主に早期の消化管癌を対象とした治療、胃、食道、大腸等、図3)

図3
早期胃癌と早期大腸癌の内視鏡(胃カメラや大腸カメラ)による治療
早期胃癌と早期大腸癌の中には、開腹手術をすることなく切除できるものがあります。


内視鏡的逆行性胆膵管造影検査(胆管結石の治療や胆膵腫瘍の精密検査、図4)

図4
胆管結石の内視鏡による治療
胆管炎の原因になる胆管結石を内視鏡で治療することが出来ます。

担当医からのメッセージ

本原 利彦

消化器内科は、消化管と言われる、食道・胃・十二指腸・小腸・大腸と、肝臓、膵臓、胆道と非常に守備範囲の広い科です。症状が無くても、まずは、早期発見のために検査を受けましょう。検査で異常がなければ安心です。異常があった場合も、侵襲が少なく、根治度の高い方法を、外科とカンファレンスを行い患者さまに最善の治療方針を提供します。
もちろん、日常生活に支障のある、便秘や下痢、腹痛や嘔気などの症状の原因精査および治療も行います。
気になる点がございましたら、お気軽にご相談下さい。

医師紹介

診療部消化器内科長兼内視鏡室長
本原 利彦(もとはら としひこ)
専門分野
消化器内科
指導医・専門医・認定医
日本消化器病学会(専門医)
日本肝臓学会(専門医)
日本内科学会(認定医)
医療技術部臨床検査科長・診療部消化器内科長
中垣 貴志(なかがき たかし)
専門分野
消化器内科
指導医・専門医・認定医
日本消化器病学会(専門医)
日本肝臓学会(専門医)
日本内科学会(専門医・認定医)
日本消化器内視鏡学会(専門医)
診療部消化器内科医長
竹野 洋司(たけの ひろし)
専門分野
消化器内科
指導医・専門医・認定医
日本消化器病学会(専門医)

医師紹介/その他の診療科

ホームご利用の皆さまへ病院紹介診療科・部門案内医療関係者の方へ