7月30日、日曜日に当院で市民公開講座“肝がんゼロを目指して”が行われました。

これは、熊本県と熊本大学病院が共催で毎年行っているイベントです。

県内6ヵ所（熊本市、八代市、玉名市、人吉市、天草市、山鹿市）で脂肪肝とウイルス性肝炎、肝硬変、肝臓がんについて同日・同時刻に講演しています。

　今年は司会に当センター事業管理者の別府　透先生、講師に熊本大学・消化器内科の長岡　克弥先生と私、本原のメンバーで講演させていただきました。

　肝臓は非常に強い臓器のため、症状が出るときはすでに病気が進んでいることが多く、定期的に検診や病院受診されている方は肝機能障害で発見することができます。

元々、お元気な方でも、自分の肝臓は大丈夫かな？と思われたら一度検査を受けることで安心できますし、もしも悪い結果でも早期治療に結び付きます。

講演に来ていただいている方は、自分の肝臓の状態を把握している方がほとんどですが、講演を聞けなかった、または講演があることも知らない方は要注意です。

毎年、7月の最終日曜日に行っていますので、一度も肝臓について話を聞いたことが無い方、ご家族やご友人で肝臓が悪いのではないかと心配される方がいらっしゃいましたら、皆さまお誘い合わせの上、お話を聞いてもらえると肝がんゼロにつながると思います。

　今回講演が聞けなかった方々へ朗報です！！

　9月9日（土）にも当センター主催の市民公開講座が予定されています。今年のテーマは『肝がんの予防と治療』ですので、興味がある方は是非ご参加ください。

（消化器内科医長：本原　利彦）

【 市民公開講座　山鹿会場 　講師】